会社のホームページ、リニューアルのタイミングとは?

デザインが古い

会社のホームページを変えるポイントの1つとして、デザイン性の古さがあります。
基本的に、デザインそのものは検索エンジンに働きかけるものではなく完全にサイトにやってくるユーザーに対して働きかけるものです。
そのため、視覚的に良いと判断できるものでないといけません。

検索エンジンへの対策、つまりSEO対策を考慮するのならば多少古い手法や機能性であっても構いませんが、デザイン性に関してはそれとはあまり関係がないという特徴があるわけです。
ですから、古くなったと感じた時点でリニューアルしたほうが賢明です。

実際に、ホームページ上のデザイン性には単純な見た目の良さだけではなく機能性もとても大切になります。
例えば、ブラウザ上で動くプログラムを利用してデザインを表現している場合に、そのプログラムの表現手法が時代遅れになってしまっている場合もあります。
実はこういった時代遅れの表現方法は、現実的には数多く存在します。

特に、ブログやホームページを無料で開設できるようなサービスが発生してからは、簡単にブラウザ上で動く機能性のあるデザインが、テンプレートとして提供されていましたので、そういったものを積極的に利用している会社も少なくありません。
しかし、こういった一昔前に流行したプログラムなどは、近年の高速でセキュリティ性の向上したブラウザ上では、ブロックの対象になってしまうことも珍しくありません。

そのため、デザインが古いときにはなるべく早い段階で変更することが適切な対処となります。

スマホ対応やSSL通信などに対応できていない

2017年現在で、「日本国内では既に60%を超える割合でスマートフォンを保有しているという統計が発表されています。
さらに、スマートフォンの世帯保有率は、パソコンの世帯保有率を上回ってきています。」(参考)総務省のホームページ

そのため、小型の画面に対応したシステムを、きちんと導入しなくてはいけません。
基本的に、パソコン上で表示されるホームページ上の画面と携帯デバイス用に表示される画面は全く違います。

小型のデバイスの場合は、ソースコード内に自動で画面設定を調整することができるタグを入れておかないと、画面調整を行うことができなくなってしまう性質があります。
言い換えると、古いタイプのホームページだとパソコン画面上のデータをそのまま小型の画面に映し出すことになるため、画面の外に情報が出てしまうことがあります。
ですから、携帯デバイスに対応していないときにはすぐに対応したほうが賢明です。

また、SSL通信への対応をしていないときにも改善を検討したほうが良いです。
近年は、特にインターネット上の通信サービスでセキュリティ性に関する安全性が問われています。
ユーザーもその部分に敏感になっていますので、送受信されているデータが暗号化されているのか、外部に情報が洩れていないかなどを確認しなくてはいけません。
SSL通信に対応させておけば、最低限のセキュリティに関する対策は実施できますので安心です。
これからより多くのユーザーに使ってもらうことを目的にするのならば、どのような端末であっても見やすくて安全に使えることを前提にホームページを作る必要があります。

アクセス数が少ない

ホームページの作り直しの争点として最も大切なのが、アクセス数です。
特に、アクセス数が伸びないサイトは、その作り方や見せ方に欠陥が存在すると考えた方が無難です。

そもそも、サイトにユーザーがやってこないのは検索エンジンに好まれないサイト作りをしているからです。
多くのユーザーは、検索エンジンの検索窓にキーワードを打ち込んで、該当キーワードのサイトの序列によって良し悪しを判断しています。
つまり、検索エンジンの上位に表示されるようなホームページでないと、ユーザーを集めることが難しくなってしまうわけです。

ここで大切になるのが、サイト内部で実施する内部対策です。
検索エンジンへの評価を高めるためには、より質の良いSEO対策が必要になりますので、内部対策という評価を向上させるための改善策を講じていかなくてはいけません。
しかも、このような内部対策の評価基準は時代ごとによって大きく変化する傾向があります。
これは、検索エンジンが特定の時期ごとに評価の基準をアップデートしているからです。

従来までは効果的だったと考えられる方法であっても、現代では逆に評価を落としてしまう対策も実際に存在します。
特に、古いホームページを保有している場合には、実は検索エンジンに嫌われる内部対策を行っているケースも多いため、すぐに改善しなくてはいけません。
アクセス数が少ないときには、根本的にこのようなホームページの作り方そのものに問題があることが多いため、内部対策をまず考えるようにしましょう。