会社を辞めて独立するべきか?

4つの働き方(従業員、個人事業主、投資家、経営者)

生活のためにはお金を稼がなくてはなりませんので、何らかの方法で働くようにしなくてはなりません。
働き方はいろいろありますが、誰かに雇われて従業員として働くのか、個人事業主となって働く事も出来ます。
その他にも自己資金の中から有望な会社に投資をして投資家になって働く方法や、従業員を雇って経営者になる方法もあるでしょう。
どの働き方でもお金を稼いでいく事が出来ますが、自分に向いている働き方を選ぶようにしなくてはなりません。

自己資金がある場合には投資家になれば簡単にお金が稼げそうと思うかもしれませんが、先見の目がなければそう上手くいかない場合もありますし、経済の事をわかっていなければ難しい場合もあります。
経営者として働く場合は、従業員に不満と持たれるような経営者ではいけませんので、みんなから信頼されるような人望がある人でなければなりません。
安定した給料をもらいたいのであれば従業員になって雇われるという働き方もあります。

しかし従業員で誰かに雇われている場合というのは、莫大な財産を築くのは難しいですので、財産を築きたいのであれば他の方法で働くようにした方がいいでしょう。
働き方を考えるうえでは、どんな働き方が自分に向いているのかも考えなくてはなりませんし、どう働きたいのかも考えなくてはなりません。
会社員として働いている場合は、本当に仕事をやめて他の働き方をした方がいいのかも考えてみあほうがいいでしょう。

従業員とは、時間を販売するビジネス

従業員というのは誰かに雇われて働くだけという風に考えてしまいがちですが、自分の持っている時間を販売するビジネスだと考えるといいでしょう。
企業側は人材を雇い時間をかけて仕事をしてもらうようになりますので、その時間を従業員に提供してもらう代わりに給料を支払うというような考え方もあります。

従業員は時間を販売して給与をもらっているわけですので、その時間分はしっかりと働いていかなくてはなりません。
一日に八時間という時間を販売しているのであれば、その時間は会社のために働く必要がありますので、さぼるような事をしないようにしましょう。
時間があるとついダラダラしてしまうようになり、時間を無駄にしているようなこともあるかもしれません。
休憩時間にゆっくりするのはいいですが休憩時間外の業務時間には、相応の仕事をしなくてはならない立場だという事を忘れないようにしましょう。
特にアルバイトやパートタイマーの場合は、時給で給料をもらうようになっていますので、一時間分の仕事はしっかり行わなくてはなりません。
与えられた仕事さえこなしていればいいというものではなく、時間内に終わらせるという事も大事ですので、時間調整をうまくしながら仕事をこなしていくようにしましょう。

自分が持っている時間を販売しているからこそ、その時間を大事にしなくてはなりません。
独立を考えていて、従業員を雇うのであれば雇う立場からも考えるようにしてみるといいでしょう。

従業員でいることのリスク

従業員として働いていれば、決まった給料を支払ってもらえるという安心感がありますが、必ずしもそうであるとは限りません。
会社の経営が厳しい時には、給料をカットされてしまう可能性はありますし、ボーナスが出ないこともありますので、今までと同じ時間働いていたとしても収入が減る事も考えられます。
会社のために尽くしてきたとしても、必ずしも今まで通りというわけにはいきませんので、従業員でいる事はリスクもあるでしょう。

雇われている間は、給料が減ったとしても収入はある状態ですが、首になることもあると思っておく必要があります。
会社の業績が悪ければ人員整理をするようになりますので、クビになってしまうこともあるからです。
パートの人などの場合は、新たな仕事を見つけやすくはなりますが、正社員で探そうと思うと簡単には思うような仕事を見つけられない可能性もあるでしょう。
クビになり仕事が見つからないと働く事が出来ませんので、従業員でいる事にリスクを感じるのであれば、独立を考える事も出来ます。
独立をして働くのであれば、クビになる事はありませんが会社の経営の為に力を尽くしていかなくてはなりません。

どちらにもリスクは伴うようになりますが、自分にとってどちらの方がリスクが大きいのかで今後を判断していくといいでしょう。
独立をしたいという気持ちがあるなら、具体的なメリットやデメリットの側面から考えていく事で今後を決めていきやすくなります。